お墓のことを考え始めたのはここ数年。子どもがいない私は「迷惑をかけずに家族水入らずでずっと心穏やかに眠りたい」そう思ってきた。最近はペットと一緒にお墓に入れるところも増えてきたけど、その多くは、永代供養があっても、ゆくゆくは合祀の場合が多い。(※合祀とは他の人と一緒に入る)そんな中、ずっと家族だけでいれるお墓を見つけたので見学に行ってきた。
- 箕面市は自然豊か 箕面ピーステンボスってどんなところ?
- 【アクセス抜群】大阪市内から車と電車での行き方
- 【施設情報】こじんまりとしているから疲れず見学できる
- 【自然豊かで滝が人気】せっかく行ったら箕面公園にも寄りたい
- 【まとめ】立地は最高だけど、電車/無料送迎バス利用時は注意
- ペットと一緒に入れてずっと個別葬のとことを探している
- 樹木葬に興味がある
- 永代供養付きで残された家族に迷惑をかけたくない
- 大阪市内からアクセスの良い場所がいい
私が思っていた樹木葬のイメージは「大きな木がどーんとあって、その下で眠る」「色とりどりの花に囲まれて自然豊か」だったけど、そのイメージをもっていると「ちょっと寂しいかな?」と感じた。案内してくれた人に言ってみたら
・まだできて日が浅い施設なので木々や草花が成長しきっていない。
・ただ、あまり木を大きく豊かにしすぎると、樹木葬の場合、木に隠れて暮石が見えにくくなるので、あまり枝をひろげすぎない方針
ということでした。
園内を案内してくれた人はとても親切でわかりやく、気持ちの良い人だったのでご紹介します。参考程度に読んでいってね。
箕面市は自然豊か 箕面ピーステンボスってどんなところ?
大阪府の北摂豊能地域に位置する箕面市。どんなイメージを持っている人が多いだろう。私は「自然豊かな高級住宅地」というイメージだった。大阪市内からアクセスもいいし、「みのおキューズモール」もあるけど、キューズモールなら「あべのキューズモール」や「森ノ宮キューズモール」に行く人の方が多いんじゃないかな。
そう、箕面市って「これっていう明確な目的がないと、ちょっとぶらぶらするか」では行かない場所だという人も多いのではないだろうか。
ノーマークな人も多いであろう箕面市だけど、自然豊かな場所が大好きな人にはきっと好きになる場所。大阪市内からは車で行けば国道423号線でほぼ一本道。スイっといけちゃうところなのです。
箕面ピーステンボスは車ならそんな423号線を降りたら5分程度で行けるアクセス最高で箕面の高台に位置する素敵な場所にありました。(みのおキューズモールから10分弱)
霊園に続く道。高台だから大阪が一望できる。
霊園のコンセプトは『花と緑と光の中でやすらかに眠る』
名前の由来も「ピース=やすらぎ」「テンボス=森」を意味しているらしく、自然大好きな私は期待に胸を膨らませて向かいました。
【アクセス抜群】大阪市内から車と電車での行き方
大阪駅を起点に出発すると車でも電車を利用しても約30分程度。
(車の場合)
国道423号線を進み、「みのおキューズモールが見えて来たな」と思ったら左に寄っておいて。右車線にいると、気づけば高速道路に乗っちゃう恐れがあるので。(わかりづらくないけど、車がたくさんいると慌ててしまう時があるため)
国道423号線→府道9号線(白鳥の交差点を左折)→道なりに進むと府道43号線にはいるT字路にぶつかります。(箕面市浄水場前交差点)→ここを右に曲がれば1分ほどで左手に入り口が見えるので到着。
国道423号線を降りたら2回曲がればついちゃいます。わかりやすい道で安心です。
入り口は交差点右折してから左手。見落としはしないだろうけど、見落とさないでね。
箕面市浄水場前交差点のT字
道路標識をしっかり確認。バイク通行不可。
注意ポイントは「箕面市浄水場前交差点」を右折できるのは車のみ!バイクは残念ながら通られない道なのです。
ただ、霊園の人の情報によると、箕面ピーステンボスで無事契約ってなったら、「お参りによる通行」のため、箕面警察署に申請を出したらバイクも通れるらしいです。(要確認)
(電車の場合)
車と同様、大阪駅を起点に出発想定すると
阪急大阪梅田駅→阪急箕面駅(約30分弱)→無料送迎バス(約5分)→到着
※大阪高速鉄道大阪モノレール線「千里中央駅」からも送迎バスがでていて駅から15分で到着のようです。
ただこの無料送迎バス、非常に本数が少ない。
阪急箕面駅からは午前/午後1本ずつ(逆に霊園からも1本ずつ)
大阪高速鉄道大阪モノレール線千里中央駅からは午前のみなのです。
※送迎バスは事前予約のみ(当日不可)という欠点も。
なので送迎バスを利用せずに駅から霊園に向かう場合、タクシーが現実的なのです。箕面駅からタクシーを利用したら片道800円程度。
【施設情報】こじんまりとしているから疲れず見学できる
私の先祖代々のお墓は遠い他県にあるし、両親ともに墓守は親戚に任せているから数回しか行ったことがないんだけど、市街地にあって、敷地が広くて、
行くのにも時間かかるし、車を駐車場に停めてからも結構歩くから「お参りするのは半日かかる」というイメージだった。
その点箕面ピーステンボスは駐車場からすぐ管理棟、管理棟内のエレベーターを降りたらすぐというコンパクトな作り。
駐車場横の入り口はとても雰囲気よかった。
入り口の目の前が駐車場で、すぐ脇に管理棟。
管理棟はそんなに広くないけど、きれいな空間だった。
エレベーターがあって、降りたらすぐ、墓地の敷地。
今回私が希望するペットと一緒の個別墓の「オールファミリープラン」はエレベーターから一番遠い場所にあったけど、敷地自体が小さいのでエレベーターで降りたらすぐという感覚。ただ、なんとなく。本当になんとなくなんだけど
一番遠いってなんか寂しいって思っちゃった。
一番遠い=一番不便(不便ってほど歩かないけど!)
ペットを飼っていると、肩身の狭い思いをすることありませんか?例えば新幹線に乗っていて、「ペット料金」を払って乗っても、「吠えないかな?」「ニオイはとなりの人に不快じゃないかな?」と気にしてしまう私。
その感覚。
メインじゃないから端っこで!と暗に言われているような。単なる、いろいろ肩身の狭い思いをすることも多いからひがみ根性ですけど・・。
区画は緩やかな傾斜がついていて、このレンガ道から遠く一番遠いところが一番値段は安い。やはり暮石が見やすい位置が一番高い。でも、たとえ一番上段の安い敷地のところも「遠くて見えない」ってほど高い場所ではなかったです。
振り返れば、さすが敷地が高台にあるから見晴らしはよかった。ただ、全体的なイメージとしては「樹木葬」ってもっと木々が豊かで草花で色とりどりだと思っていたから、そのイメージよりは寂しい感じかな。
樹木葬 オールファミリープランについて
ペットと一緒に入れる永代供養付きの個別型樹木葬
利用料金 1区画500,000円(税込)〜
上記の価格には施設使用料/永代供養料/石板設置料/基本彫刻料/工事料/埋葬サービス料がふくまれている。(ひとり料金)
※人数がひとり増える毎に52,000円(税別/2021年夏現在)
料金は期間に限りがあって、変更があるので要確認。
※ペットと一緒に入れる(人間4人まで/ペット5匹まで)
※納骨式の法要は指定のところに限る。
もちろん、プランはいろいろ。
各種プランはホームページで確認を。価格も常に改定するらしいので。
【自然豊かで滝が人気】せっかく行ったら箕面公園にも寄りたい
阪急箕面駅から数分の場所に位置する箕面公園。春は新緑、秋には紅葉が楽しめる。駅から公園に向かう道中にはお土産屋さんが並び、趣がある。
もみじの天ぷらがとても有名で、もみじの天ぷらを販売するところが多くあり、揚げたてを提供してくれるところも。
私は何度も箕面公園に行ってるけど、食べたことはありませんが。
箕面公園は日本の滝100選のひとつの箕面大滝を目指して歩く人が多い。駅から滝道にはいって40分くらいかな。大滝のまわりにはお店やベンチがあり休憩もできます。ちょっとした森林浴には最適な距離と道でおすすめです。
【まとめ】立地は最高だけど、電車/無料送迎バス利用時は注意
箕面ピーステンボスに見学に行こう!と当日思い立っても、電車利用だと無料送迎バスは使えないので、注意です。そして見学も、事前予約が必要です。行くまでではないけど、情報は知りたいなーという人は資料を送ってくれるけど、詳しく箕面ピーステンボスのホームページに記載されてるので資料請求しなくても大丈夫かも。
私は今回見学してみて、まだまだ先の話ではあるけど、実際見てみるとイメージしやすいし、何より行ってよかった点は「自分の考えが明確になる」ということ。漠然と「樹木葬がいいな」とか「暮石ってどんな感じなのだろう」とは思っていたけど、これからいろいろ検討する上で「ひとつの指標」を持てたのは収穫だった。